こちらが徳島新聞朝刊に載っていた記事の全文です。
徳島新聞2015年11月24日朝刊より引用
鳴門・北島にイノシシ 同一か 2人けがさせ逃走
23日、鳴門市と北島町に1匹のイノシシが出没し、同市の男女2人が足をかみつかれるなどして軽いけがを負った。同日夜までに見つかっておらず、鳴門署などが注意を呼び掛けている。
鳴門署や北島町によると、現れたイノシシは体長1㍍ほどで、特徴が似ていることから同じ個体の雄とみられている。
最初の目撃情報は午前8時ごろ。同町の大鵬薬品工業北島工場前にいた男性から「イノシシが工場敷地内にいる」と町に連絡した。町職員が正門近くで1匹を見つけたが、西へ逃げた。
その後、鳴門市内での情報が同署に4件寄せられた。同9時すぎには同市大麻町板東の男性会社員(62)宅の庭で家庭菜園の手入れをしていた男性に体当たりしたり、太ももにかみついたりした。同10時ごろには600㍍西の愛宕神社近くで農作業をしていた女性も襲われ、手の甲に軽いすり傷を負った。
駆け付けた署員や猟友会会員ら約10人が近くで発見したが、西の方へ走り去った。鳴門署は「見つけても近寄らず、すぐに通報を」と呼び掛けている。(廣井和也)